【体験談】AWS Japan テクニカルアカウントマネージャー(TAM)一次面接 転職




はじめに

この記事では、AWS Japan の技術職、テクニカルアカウントマネージャー

通称 : TAM の転職面接を受けてきましたので、

どのような形式の面接だったか、聞かれたこと・対策すべきことについて記しておきます。

ぜひ、これからAWS Japanの技術職、TAMの面接を受ける方は参考にしてください。

事前にどんな準備をしたか、サポートしていただいたAWS採用担当者との

面接対策については以下記事をご覧ください。

テクニカルアカウントマネージャーとは?

 公式サイトに実際に働かれている社員の声が掲載されています。

https://aws.amazon.com/jp/careers/teams/technicalaccountmanager/

私の場合、転職サイトに登録していたところ、現役のAWS採用担当の方から

お声掛けいただきましたので、こういった転職サイトにひたすら登録しておく

というのはとてもオススメです。(無料ですし。)

 <エンジニアのための転職エージェントサービス「Tech Stars Agent」>

 <IT・Webエンジニア転職サービス【paiza転職】>

 <フリーランスでスキルアップしながらしっかり稼ぐ【フューチャリズム】>

 <IT業界特化の転職支援サービス【IT求人ナビ 転職】>

一次面接スタート

一次面接は、入社後に上司となる、希望部署の先輩社員と1 : 1の面接になります。

私は今回、「テクニカルアカウントマネージャー(TAM)」のポジションに応募しましたので、

現役のテクニカルアカウントマネージャー(TAM)の方に面接していただきました。

面接時間は60分となります。

面接開始後、はじめに60分の内訳を説明してくれます。(優しい)

どのくらいの時間、何を聞かれるかが最初に明確になるので安心しました。。。

60分の内訳は以下です。

一次面接内容

・経歴を含めた自己紹介(3分)

・転職動機(5分)

・今までの業務経験に対するエピソード(30分)

・技術課題に対する質問(20分)

・逆質問(3分)

経歴を含めた自己紹介

時間を指定され、3分程度で経歴を教えてください。との質問です。

履歴書や職務経歴書を提出していると思いますが、

提出書類に書いてあることに説明を加えながらお願いします。

とはじめに言われました。

ここについては、みなさんどの転職活動においても対策ができると思いますので、

事前に提出した書類に記載した経歴をなぞりながら、

説明を補充しつつ3分で説明できるようにしておきましょう。

転職動機

次に聞かれたことは「転職動機」についてです。

転職活動をしているので、こちらを聞かれるのは当然かと思います。

特に時間制限等は言われませんでしたが、

AWS、およびAmazonは完結に回答することを求められますので

あまり長くなりすぎず、転職しようとしている理由を述べましょう。

この時にポイントなのが、現在の(過去の)会社をディスらないことです。

これはAWS Japan社員の方のインタビュー記事に載っていましたが、

現在の会社を悪く言うような言葉遣いはNGです

あくまでも、キャリアアップ、ステップアップであることをしっかりと

伝えましょう。

今までの業務経験に対するエピソード

ここからは、業務経験に対するエピソードフェーズに入っていきます。

はじめに、Amazonはジェフ・べゾス会長による独特の文化がありますので、

OLP(Our Leadership Principles)を意識して回答するのは必須条件です

OLPとは?

Amazonが掲げる16項目の信条です。

https://aws.amazon.com/jp/careers/culture/

また、こういった本を読んでおくと、

Amazon思考が身に付いて、とても回答が作成しやすくなりました。

興味のある方はぜひ、読んでから面接されることをオススメします。

質問に入ります。

まず聞かれたことは

「チームや周りのメンバーを巻き込んで業務を遂行したことはありますか?」

でした。

ここでどのOLP(Our Leadership Principles)を発揮したのか、2-3個対象になるように

エピソードを話しましょう。

(面接中にどこのOLPに対しての質問です、などと言われることはありません。)

また、回答するときは

STAR メソッド(行動に基づく質問への体系的な回答方法)

で答えることもお忘れなく!

話したエピソードについて、

この時は?なんでそうしたの?などとひたすら深堀りされます。

私の場合は、「それ問題点ってそこなの?他にない?」など鋭い質問も飛んできました

上辺の話は通用しません。

自分がしっかり関わった業務エピソードだと良いですね。

技術課題に対する質問

ここから後半戦です。

事前に提出した課題について、

どんな内容を、どんな観点で回答しましたか?

本当に自分の知識でやりました?くらいの確認です。

事前課題の内容についてはこちらの記事をご覧ください。

【技術的な設問Tech】

Tech問題では、回答した内容について、

「なぜそれで解決するの?」

この用語ってなんですか?説明してください。

といった質問がメインになりますので、専門的な知識・説明力が求められます。

また、面接の中で、用語についての説明も求められます。

これは採用係の方との事前対策面接でも言われていたのですが、

なかなか難しいものもありました。

AWSの事前面接対策について、こちらの記事を読んでいない方はぜひ

こちらもお読みください。

わたしが実際に質問された「用語説明」内容は以下です。

それぞれの説明記事も作成しましたので、あわせて確認しておきましょう。

・”ミドルウェア”って何?

・コアサーバーにはCPU,メモリなどスペックがあるけど、

 何をどう上げたら接続エラーや遅延が解消する?

・TCPとUDPの違いって何?

・公開鍵暗号方式って何?

・SQLインジェクションって何?

・ロードバランサーって何?

・Linuxのサーバをよりセキュアに構成するにはどんな手段ある?

これ全部聞かれました。正直、完璧に説明できた!と言えるものは1,2個程度でした。

他はふわっとした説明になってしまいました。知識不足を露骨に感じました。。。

とっさに簡潔に分かりやすく説明しろ。と言われるとなかなか難しいものもあります。

普段からこういったものの説明がサラッとできることも、テクニカルアカウントマネージャー(TAM)には求められているんでしょうね。

よければリンク先の各参考ページに解説をまとめていますので、ぜひご覧ください。

また、私は普段からIT技術全般の知識習得にはこちらの「Udemy」を使用しておりますので、

よければ覗いてみてください。

そういえば、事前課題にはTech(技術)問題とLang(英語)問題がありましたが、

英語問題については一切触れてきませんでした。

逆質問

最後に逆質問の時間があります。

3分程度しか取れません、と最初に言われましたので、

本当に「今までの業務経験エピソード」と「技術課題」の部分にいかに

比重を置いているかがわかります。

面接官が回答できることに対しても制限があるみたいで、

面接を通して、面接に対する質問は受け付けられないそうです。

面接の内容についての質問をしましたが、お答えできませんと言われてしまいました。。

AWSや、ポジション(テクニカルアカウントマネージャー)についての

無難な質問をするのがよさそうです。

時間もないですしね。

まとめ

以上、AWS Japan のテクニカルアカウントマネージャー(TAM)の一次面接の体験談でした。

これからテクニカルアカウントマネージャー、他の技術職のポジションの採用面接を

受けられる方の参考になれば嬉しいです。

転職活動全般、AWSの転職活動についての以下記事もよければご覧ください。